米林監督は、大学時代に見たジブリ作品の「耳をすませば」(近藤喜文監督)に感銘を受け、平成8年に入社。監督志望ではなかったが、鈴木敏夫プロデューサーや宮崎監督の希望で初演出を任された。「映画を作る人は主義や主張がなければと思っていた。ぼくにはそれがないから、最初は断った」。しかし、最後は押し切られたという。「ジブリで一番うまいアニメーターで、性格が温厚だからみんなに愛される」(鈴木プロデューサー)が理由だったそうだ。
映画は、人間の存在を深く考えさせるとともに、少年と少女の間に通う淡い心情を詩情豊かに描いた作品に仕上がった。
「『耳をすませば』のような若い男女のみずみずしい青春の話が好きなんです。『アリエッティ』も見終わったときに、そんな印象を持ってくれたらうれしい」
–「借りぐらしのアリエッティ」ジブリ最年少監督の米林宏昌さん (2/2ページ) - MSN産経ニュース
「アリエッティ」のルーツは「耳すま」から
